山あり谷ありの中日関係 今後は上り調子へ
中日友好活動家・西園寺一晃氏を独占インタビュー 北京市友好協会と東京都日中友好協会はこのほど、北京で「2013年度北京・東京友好交流活動に関する会合の覚書」に調印した。調印式に出席した著名な中日民間友好活動家、西園寺一晃氏(東京都日中友好協会常務副会長)に両国関係の現状などについて聞いた。中国のニュースサイト「国際在線」が伝えた。
西園寺一晃氏は1958年、中学生のころ両親と共に北京に移り住んだ。北京で中学、高校に通った後、北京大学の経済学部に入学、日本に帰国後は朝日新聞社に勤務。定年退職後、中日両国の友好交流活動に従事し、現在は日本工学院大学孔子学院の院長や東京都日中友好協会の常務副会長などを務める。
西園寺氏は懐かしそうに周恩来総理の言葉を思い返した。「中国に来てから今でも忘れられない思い出がいくつもある。中でも忘れられないのは、中学3年の時に、周総理夫妻が私たち一家を中国共産党本部の自宅に招いてくれたこと。その時、周総理は私にいろいろな話をしてくれた」といい、印象深かった話として以下の3つを挙げた。