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首相「新」談話発表へ 隣国の傷は癒えず


村山富市元首相(左)


韓国の慰安婦の集会


日本の教科書

 第2次安倍内閣が始動したが、日本の直面する外交上の難題をまだ整理して明らかにしていないようだ。政府高官は過去の植民地支配と侵略についておわびした「村山談話」を引き継ぐと主張しているが、内閣の右翼勢力の強力な勢いとメディアが騒ぎ立てる歴史見直しの言論のために、まだ発表されていない「新」談話は右寄りの暗い影に覆われている。恐らくこのようなスタートは、物事を行う上で全く何の役にも立たない。人民日報海外版が伝えた。

 菅義偉官房長官は日本メディアの取材に、安倍内閣が日本による植民地支配と侵略を認めた「村山談話」の立場を引き継ぐと同時に、新たな談話を発表する考えであることを明らかにした。だが日本メディアは「新」談話は20年近く政府が踏襲してきた「歴史観」を見直すものとなり、集団的自衛権においてもある程度の「突破口」を開くことになるだろうと指摘している。
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