トヨタ 中国市場の販売目標を10%引き下げ
トヨタ中国法人は7日、2013年度の中国市場における販売台数目標を90万台とすることを明らかにした。過去最高の数字だが、12年度の目標値100万台よりは10万台少ない。「京華時報」が伝えた。
トヨタは12年に大陸部市場で84万台を売り上げた。釣魚島(日本名・尖閣諸島)事件の影響により、目標値の100万台を84%達成するにとどまった。トヨタ中国のスポークスマンによると、12年12月の中国での販売台数は9万台に上り、通常のレベルに戻ったが、末端の販売業績がいつ頃完全に回復するかはまだはっきりしない。このため今年度の目標を昨年より10%引き下げたという。
トヨタ中国の計画によると、13年には新車数車種をうち出す予定で、これにはクロスオーバー車「ベンザ」、スポーツカー「86」などが含まれる、また広汽トヨタと一汽トヨタが新たに開発した小型車2車種も発売の予定という。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年1月8日