中国映画集団の2016年の新作映画の発表会が23日、北京で開催された。喇培康董事長(会長)と江平総経理(社長)に率いられた同集団の幹部らが2016年の新作の計画を発表した。まもなく公開となるのは、「我的戦争(私の戦争)」「大唐玄奘」「中国推銷員(セールスマン)」「功夫熊猫(カンフー・パンダ)3」「美人魚(人魚姫)」「長城」「臥虎蔵竜:青冥宝剣」「魔獣」「功夫瑜伽(カンフー・ヨガ)」「我最好朋友的婚礼(ベスト・フレンズ・ウェディング)」「北極」「逆転之日」「一切都好」「西遊記之三打白骨精」「小門神」「寒戦(コールド・ウォー)2」の16作品。新華網が伝えた。
これらの16作品は、歴史や現代、古典、伝説などを題材として、伝記や戦争、コメディ、愛情、サスペンス、アニメ、アクション、冒険、ファンタジーなどの形式で作られたもの。歴史をもとにした霍建起監督の大作「大唐玄奘」は、黄暁明が主演を務め、十数年にわたって法を求めて一人で旅をし、困難に負けずに経典を手に入れた玄奘法師を演じる。朝鮮戦争65周年を記念して公開される「我的戦争」は、著名脚本家の劉恒がシナリオを担当し、劉燁と王珞丹、楊佑寧、葉青、王竜華が主演する。戦争シーンに使われた独特な手法も見どころで、来年中国で公開される最も壮烈な戦争映画とされている。ハリウッドの同名ラブコメ映画をもとにした「我最好朋友的婚礼」は、ミラノとロンドンを舞台に舒淇と馮紹峰が愛情と友情のドラマを演じる。あの手この手で結婚式を阻止しようとする笑いと涙のストーリーで、ファッションなどの要素もふんだんに取り入れられている。中国映画集団のオリジナル作品「北極」は、中国の極地観測船が不思議な生物に次々と襲われるというSFサスペンスだ。(編集MA)
「人民網日本語版」2015年12月25日