2015年12月24日  
 

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中国で学ぶ63歳の日本人修士生 中国文化との縁を語る

人民網日本語版 2015年12月24日16:27

西安交通大学の修士課程で学ぶ村中志津枝さん

上品なメイク、クラシカルなイアリングは、63歳の村中志津枝さんをことのほか優雅に見せる。村中さんは還暦を超えてからも中国文化に対する情熱を持ち続けており、中国語研究のため西安を訪れるのも初めてではない。現在は、西安交通大学中国語修士課程で、最年長の学生として学んでいる。西安日報が伝えた。

▽中国の古典文学に夢中になった学生時代

広島出身の村中さんは大学生のころ、日本語に翻訳された中国の古典文学を読み、中国の文化に触れた。「読んだのは訳本だったが、中国の名著が好きになった。特に好きなのは紅楼夢。紅楼夢の影響で中国の京劇、昆曲、越劇などにも興味が広がった。一度、中国の越劇団による紅楼夢の舞台を見たことがあり、とても感激した。公演終了後、大好きな女優の華怡青さんに会いに行き、素晴らしい公演だったと伝えようとした。でも当時は簡単な中国語の挨拶しかできず、通訳を通して話すしかなく、深い交流ができなかった。そのとき私は、中国語をしっかりと学び、いつか憧れの中国人と自由自在に交流できるようになろうと決心した」と村中さん。

村中さんは32歳から、仕事の合間を利用して中国語を学び続けた。3年間独学で学んだ後、北京を訪れ、中央民族学院と首都師範学院で引き続き中国語を学んだ。中国語のレベルが上がるに伴い、村中さんの中国への愛情も深まった。1993年から2012年にかけ、村中さんは香港で漫画出版に関する仕事に従事した。


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