2015年12月17日  
 

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南京攻略戦に参加した日本兵の息子 「父に代わって謝罪」

人民網日本語版 2015年12月17日13:03

西山誠一さん(84)は13日、招きを受けて南京大虐殺犠牲者国家追悼式典に参加した。西山さんは14日夜、南京民間抗日戦争博物館を参観し終え、南京を離れる前に、呉先斌館長に「謝罪の手紙」を震える手で手渡し、中国侵略戦争に参加した父に代わり、南京の人々、中国の人々に謝罪した。現代快報が伝えた。

▽南京を初訪問 手紙で父に代わり謝罪

今年84歳の西山さんは、複雑な心境で初めて中国の地を踏んだ。78年前、西山さんの父親は日本軍の砲手として南京攻略戦に参加した。今回、西山さんは友好使者として、犠牲になった南京の人々のために読経し、祈祷した。

西山さんは一週間前、「南京平和法要友好訪問団」の日本民間代表として、南京での国家追悼式典に参加することを招待された。彼は12日に南京に到着すると、こっそりと手紙をしたためて胸にしまい、手渡すチャンスを待っていた。

西山さんを含む石川県加賀市の代表とその他の地方から参加した9人の日本人および宗教関係者は、13日午前に国家追悼式典に参加し、午後には南京大虐殺の30万人の犠牲者のために祈祷と読経を行った。14日、西山さんと訪問団は南京利済巷慰安所旧跡陳列館、侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館、南京民間抗日戦争博物館を参観した。


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