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第2回世界インターネット大会が開幕 習近平主席が5つの主張

人民網日本語版 2015年12月16日14:05
第2回世界インターネット大会が開幕 習近平主席が5つの主張

 「コネクティビティ、共有・共同ガバナンス——サイバー空間運命共同体の構築」をテーマとする第2回世界インターネット大会が16日、浙江省の烏鎮で開幕した。習近平国家主席が開幕式に出席し、演説を行った。習主席はサイバー空間運命共同体の共同構築について、5つの主張を発表した。新華網が伝えた。

 習主席は「サイバー空間は人類の共同の活動空間であり、サイバー空間の運命は、世界各国が共に把握するべきだ。各国は意思疎通を強め、共通認識を拡大し、協力を深め、サイバー空間運命共同体を共に構築するべきだ」とし、以下の5つの主張を打ち出した。

 (1)世界のネットインフラ建設を加速し、コネクティビティを促進する。インターネットの本質は相互連結であり、情報の価値は相互疎通にある。情報インフラ建設を強め、情報のスムーズなルートを構築することで、異なる国家・地域・人々の間にある情報の溝を絶えず縮小することができる。中国は各国と共に、資金の投入を増やし、技術面のサポートを強め、世界のネットインフラ建設を共に推進し、より多くの途上国と人々がインターネットがもたらす発展のチャンスを享受できるようにしていきたい。

 (2)ネット上の文化交流共有プラットフォームを構築し、交流・相互参照を促進する。中国はインターネットを通じて国際交流の懸け橋を築き、世界の優秀な文化交流・相互参照を推進し、各国の人々の気持ちのやり取り・心の交流を後押ししていきたい。

 (3)インターネット経済の革新的発展を推進し、共同繁栄を促進する。世界経済の回復は紆余曲折をたどっており、中国経済もある程度の下押し圧力に直面している。これらの問題を解決するうえで要となるのは、革新駆動の発展を堅持し、発展の新たな境地を開拓することだ。中国は現在、「インターネットプラス」行動計画を実施しており、「デジタル中国」の建設を推進し、共有経済を発展させ、インターネットに基づく様々なイノベーションを支持し、発展の質と効果を向上させている。中国のインターネットの発展は、各国の企業と創業者に大きな市場を提供した。中国の開かれた門は永遠に閉じることはなく、外資利用の政策が変わることはなく、外商投資企業の合法的権益の保障が変わることはなく、各国企業の中国における投資により良いサービスを提供するという方向性も変わらない。


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