2014年10月10日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

飲食店での「最低消費額」設定を禁止 中国

人民網日本語版 2014年10月10日15:37

中国商務部(省)と国家発展改革委員会(発改委)はこのほど、「飲食業経営管理規則(試行)」を発表、その中で、飲食業経営者が「最低消費額」を設けることを禁止した。同規則は2014年11月1日より施行される。

「規則」で規定されているその他の主な内容は次の通り。

〇飲食業経営者が販促キャンペーンを実施する時には、キャンペーン実施の理由、キャンペーンの内容、キャンペーンに関するルール、キャンペーン有効期間、キャンペーンの対象となる商品の範囲、制限・条件などが盛り込まれた、キャンペーンの内容詳細を明示しなければならない。

〇飲食業経営者は、食事を始める前に、妥当な量の料理を注文するよう消費者に適切な助言を行い、食事後は、消費者が残った料理を持ち帰ることができるよう自発的に手助けし、店内で料理を無駄にすることがなかった消費者を褒め、節約を奨励するよう心掛けねばならない。飲食業経営者が外食の大衆化発展を推し進め、標準化された料理を提供し、消費者が自主的に味を調節できるよう工夫を凝らし、選択肢の多い定食を増やし、少量の料理を提供するよう、政府は支援する。

〇飲食業経営者は厨房の廃棄物を勝手に処分してはならず、規定に基づき、条件を備えた専門企業に委託し、再資源化を行わなければならない。

〇デリバリーサービスを実施している飲食業経営者は、健全なデリバリー体制を確立し、デリバリーサービスが可能な時間帯・対象エリアとデリバリー料金基準を明示しなければならない。消費者の注文内容と食の安全基準に基づき、妥当な交通手段と設備を利用し、時間通りに、優良品質を備えた適当な量の商品を消費者に届け、相応の伝票を消費者に渡さなければならない。

〇飲食業経営者が、本規則の規定に違反する行為を行った場合、違法所得が伴わないケースならば、1万元(約17万6千円)以下の罰金が科せられる。違法所得を伴う場合は、その違法所得額の3倍以下、最高で3万元(約52万8千円)の罰金が科せられる。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年10月10日

関連記事

コメント

最新コメント