中国調理協会がこのほど発表した「2013年度中国飲食市場分析報告」によると、昨年の全国飲食業売上高は2兆5392億元、前年比9.0%成長した。しかし成長幅は過去21年間で最低で、同4.6ポイント下落した。高級志向の飲食が著しいダメージを受け、年営業利益200万元(約3380万円)以上の飲食企業の売上高は、過去数年で初のマイナス成長となり、前年比1.8%減少した。人民日報が伝えた。
報告によると、豪快に飲み食いしていた贅沢ブームが昨年、効果的に抑制され、飲食市場には「健全・理性的な消費、行き過ぎた浪費に反対」といった良好なムードが現われた。高級志向の飲食企業は大衆路線に転化し、大衆飲食が主流になりつつあるなか、通年で安定成長を保った。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月10日