韓国輸入自動車協会が4日に発表したデータによると、韓国国民の間で日本製品不買運動が起きたことを背景に、8月には輸入した日本製乗用車の販売量が前年同期比56.9%も減少した。新華社が伝えた。
データをみると、韓国では同月に日本車を1398台販売し、同50%以上減少した。トヨタの販売量は542台で同59.1%減少し、ホンダは138台で同80.9%減少、日産は57台で同87.4%減少だった。日本車の販売量減少と対照的に、欧州産自動車の同月販売量は同11%増加した。
日本車の韓国での販売量は7月以来急速に減少し、6月は3946台、7月は2674台だった。今年1-8月の累計は約2万7600台で同0.7%減少した。韓国メディアは、「日本からの輸入車の韓国での販売量は2014年以降で初めて減少に転じた」と伝えた。
韓日貿易摩擦は7月初旬に始まってから悪化し続け、韓国国民の日本への不満が高まり、これにともなって日本製品不買運動が起きた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年9月5日