国家統計局が29日に発表した報告書によると、中国の昨年の世界経済成長への寄与度は27.5%に達し、1978年より24.4ポイント増加した。国家統計局の関係者によると、中国は13年連続で世界経済成長の最大のエンジンになっており、世界経済の発展への貢献は軽視できない。北京青年報が伝えた。
1961−78年の中国の世界経済成長への年平均寄与度は1.1%にとどまった。改革開放以降、中国の世界経済への貢献が明らかに大きくなった。1979−2012年の中国の世界経済成長への年平均寄与度は15.9%にのぼり、米国に次ぐ2位になった。2013−18年の中国の世界経済成長への年平均寄与度は28.1%で世界一。データによると、2006年より中国の世界経済成長への年平均寄与度13年連続で世界一になっており、世界経済成長の最大のエンジンになっている。
中国の世界経済発展におけるこの地位は、いったい何を意味するのだろうか。国家統計局の関係者は「中国経済は近年、中高速成長を維持し、世界経済回復及び持続可能な発展にとって不可欠なエンジンになっている。中国のGDPが世界経済全体に占める割合は2013−16年の間に、同年の為替レート換算で12.5%から2.3ポイント増の14.8%になった。2010年の固定米ドル価格で計算すると、中国経済はこの4年間で年平均7.2%の成長率を実現し、同期の米国(2.1%)、ユーロ圏(1.2%)、日本(1.1%)という3大先進エコノミーを上回った。世界経済成長を力強く推進し、世界経済成長への寄与度が平均30%以上になった」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月31日