外交部(外務省)の陸慷報道官は26日、フランスの週刊誌「ル・ヌーベル・オプセルバトゥール」のウルスラ・ゴーティエ駐中国記者に対し、査証(ビザ)更新に必要な記者証を発給せず、滞在の延長を認めないとした件について、記者からの質問に答える中で次のように述べた。
フランスの「ル・ヌーベル・オプセルバトゥール」のゴーティエ駐中国記者が11月18日に報道した内容は、テロ行為や無辜の民衆に対する残忍な殺害行為を助長するもので、中国国民の怒りの感情を引き起こした。ゴーティエ記者はテロ行為を助長する誤った言論について中国国民に対しきちんと謝罪しておらず、引き続き中国で活動するにはふさわしくない。
中国はこれまで一貫して法律に基づき外国の常駐するニュースメディア機関や外国人記者の中国での取材報道活動の合法的権利を保障してきたが、テロを助長するような自由は決して認めるわけにいかない。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月27日