トルコに撃墜されたロシア軍機Su-24Mのブラックボックスはすでに発見された。ロシアはブラックボックスの分析作業に中国を含む各国の専門家の参加を要請した。中国側の専門家は要請を受けて国際社会の専門家、国際航空事故調査委員会の責任者、独立国家共同体間航空委員会、ロシア側専門家と共にブラックボックスの分析作業に当たっている。
中国外交部(外務省)の洪磊報道官は22日、記者の質問に次のように答えた。
「ロシア軍機がシリア政府の要請に応じて、シリア国内のテロリズム目標を攻撃している際に撃墜されたことにわれわれは留意している」「国連安保理が『イスラム国』などテロ勢力に対する打撃にあらゆる必要な措置を講じる権限を能力ある加盟国に与えている中、ロシア軍機が撃墜されたことは国際社会共通の対テロ努力にとって損失だ。中国側は関係各国に対して、対テロ闘争における協調と協力を強化し、確かな措置を講じて、同様の不幸な事件の再発を防ぎ、テロリズムに共同で打撃を与えるよう再び呼びかける」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月23日