中国の体育総局は25日午後、「国民体質モニタリング年報2014」を発表した。同モニタリングは主に、▽身体の形態▽身体の機能▽身体の素質――にスポットを当て、3‐69歳の中国国民が対象となった。中国新聞網が報じた。
一、 肥満が増加
3項目のうち、唯一悪化したのが身体の形態。過体重や肥満の人が増加している。
統計によると、14年、成人と高齢者の過体重の割合は、32.7%と41.6%だった。10年比、それぞれ0.6ポイントと1.8个ポイントの増加。肥満の割合は、成人と高齢者がそれぞれ10.5%、13.9%。10年比、0.6ポイントと0.9ポイントの増加だった。このように、過体重や肥満が中国の成人、高齢者の体質に影響する大きな問題となっている。