スターウォーズファンがこのほど、「空飛ぶ電動バイク」の開発に成功した。そのデザインは、帝国軍の空飛ぶバイクに驚くほど似ている。この3つの軸を持つ飛行機は「Flike」と呼ばれ、このほど一連の有人飛行テストを実施した。科技日報が伝えた。
開発者は、「Flikeはハンガリーで開発された、100%電力を用いる革命的な一人乗り飛行機だ。3本の軸に6つのローターを装備し、このローターから浮力が得られる。このローターは2つ1組で逆方向に旋回し、3組の軸心は輪の中に均等に配置されている」と説明した。Flikeはこの構造により、各ローターの回転速度を調節し飛行を実現する。研究チームによると、飛行中の動きはヘリに似ているという。例えば空中でホバリング・回転・傾斜し、一時的に航路をそれ、上昇・転向・下降することが可能だ。内蔵されるコンピュータはその安定性・高度のデータを自動的に処理する。
研究チームによると、この飛行機の電動ディスクモーターはリチウムポリマー電池を使用する。15−20分のホバリング飛行、30−40分の巡航飛行が可能だ。
Flikeの離陸重量は1回目の試験では210キロで、数秒しか飛行できなかったという。2回目の試験では空中を数メートル飛行し、30秒滞空し、ホバリングなどの動きに成功した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月8日