外交部(外務省)の華春瑩報道官は4日の定例記者会見で、南中国海問題における中国側の政策は一貫した明確なものであり、変更はないと表明した。
――米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは2日付で「中国側は南中国海問題で相当長期間自制を保ってきた。最近の大規模な島・礁建設は地域の均衡を打破し、軍事的手段で地域問題の主導を実現する挙動ではなく、地域の均衡を回復する行為だ。中国側の直面する重要な問題は、いかに説得して、中国に強硬から侵略へ向かう意図のないことを近隣国に信じさせるかだ」と指摘した。これについてコメントは。
中国には「 道のりが遠ければ馬の力を知り、月日がたてば人の心がわかる」との言葉がある。
中国側は南中国海の平和・安定のASEAN諸国との共同維持を堅持し、直接の当事国との交渉や協議を通じた係争の適切な解決を堅持し、南中国海における関係国の行動宣言の全面的で実効性ある実行、「南中国海における行動規範」協議の積極的な推進を含む地域の制度・規則整備の強化を堅持し、南中国海の共同開発と実務協力、互恵・ウィンウィンの実現を堅持している。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月5日