馬宜明参謀総長補佐は2日午後10時過ぎの「東方之星」の転覆に関する2回目の記者会見で、救援活動のために軍と武装警察が計4628人を出動し、海軍の三大艦隊がいずれも救援チームを派遣し、乗客の捜索・救出に全力を挙げていることを明らかにした。、新華網が伝えた。
馬氏によると、2日午後9時までに民兵と予備役1300人を出動し、Y8輸送機2機、ヘリコプター8機、各種艦船68隻、医療チーム2つが救援活動に当たっている。海軍の三大艦隊と海軍工程大学、広州軍区は潜水士180人余りを現場に急遽派遣した。海軍工程大学の潜水士は現場到着後、相次いで2人の生存者を救出した。
馬氏は「今夜は夜通し救援活動を行い、海軍および海事当局の要員が船室1つ1つを捜索する。われわれが努力すればするほど、生存者生還の希望が増す。少しでも希望があれば、われわれは万全の努力をつくし、決してあきらめない」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月3日