きょうの人民日報「微博」(2013年1月29日)
中国版ツイッターと呼ばれる中国の短文投稿サイト「微博(ミニブログ)」。インターネット利用者のうち、「微博」の利用者は2012年の時点で88.81%に上るとのデータもあり、世論に大きな影響を及ぼすメディアへと成長している。この新コーナーでは、2012年1月4日の時点で350万人のファンを抱える人民日報の「微博」から、注目のニュースを選りすぐって紹介する。以下は、きょうの人民日報「微博」(2013年1月29日)である。
【マイナス30度の世界で活躍する砕氷人】砕氷船ならぬ、砕氷人という職業があるのをご存じだろうか。毎年冬になると、極寒の地・遼寧省の瀋陽市と丹東市を結ぶ瀋丹線(しんたんせん)で同職業に就く一群が現れる。砕氷人たちは早朝2時に起床して、気温がマイナス30度になる真っ暗のトンネルの中で、列車の走行を妨害しかねない氷を砕いていく。砕く量は1日当たり8-9立方メートルという。また、歩く距離も1日40キロ以上。関節炎や咽頭(いんとう)炎にも悩まされる。それでも、1カ月の收入は3000元(約4万2千円)ほどにしかならない。