中国の大手検索エンジンの百度は先日、湖南省博物館とともに、双方が百度の「AI博物館プロジェクト」に基づく戦略的提携を結んだことを正式に発表した。今後、湖南省博物館を訪れる来館者は、百度の「AI博物館プロジェクト」がもたらす様々な新しいサービスを体験することができる。
今回、百度と湖南省博物館が「AI博物館プロジェクト」に基づく戦略的な提携関係を結んだことは、「AI博物館プロジェクト」がすでに実行段階に入ったことを意味するだけでなく、博物館業界全体に向けてシステム化されたソリューションを提供していくことを意味している。
今後、湖南省博物館を訪れる来館者は、「AI画像認証」というロゴを見かけた場合、「百度」アプリの「博識君」ツールを利用すれば、文化財を撮影することでその詳細を知ることができるという。
紹介によると、現在までにこうした機能を備えた展示品はすでに130点以上に達しているという。また、「馬王堆」の展示品10点には「AR体験」ツールも備わっている。この「AR体験」ボタンをクリックすれば、有名司会者の汪涵(ワン・ハン)が目の前で文化財についての詳細を解説してくれる。
また、百度AI技術の代表的製品の一つであるロボットの「小度」も湖南省博物館に正式に常駐することが決定した。ロボットの「小度」は同館の受け付けでスマート・アシスタントとして来館者にサービスを提供することが予定されている。(編集HQ)
「人民網日本語版」2018年11月30日
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