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三菱電機中国総代表・富澤克行氏「中国改革開放と共に歩んだ40年」

人民網日本語版 2018年11月29日14:06

1978年、中国共産党第十一期中央委員会第三回全体会議が開催され、中国は「改革開放」路線を進むという重要な決意を宣言し、世界に向かって大きな門戸を開いた。外資企業が続々と中国市場に参入し始めたこの年、三菱電機も初めて中国に進出し、中国のインフラ建設に強力なサポートを提供すると同時に、この豊かで肥沃な土地で急速に成長してきた。三菱電機株式会社執行役員·中国総代表、三菱電機(中国)有限公司董事長兼総経理を務める富澤克行氏はこのほど人民網の取材を受け、中国市場における三菱電機の発展の軌跡を詳しく語った。

〇第三国市場における協力に明るい見通し

今年は、中国の改革開放40周年で中日平和友好条約締結40周年、そして三菱電機の中国事業開拓40周年にあたる。富澤氏は、「三菱電機の中国におけるビジネスの成長は、中国のパートナーの共同の努力と切り離すことはできない」としている。三菱電機が中国市場に進出した初期の1980年代、上海電気集団と共同で上海三菱電梯公司を設立し、今では知らない人がいないほど有名なエレベーターブランドとなった。1990年代には、上海電気との協力を拡大し、上菱空調電器有限公司を設立、業務エリアを拡大し続け、鉄道交通の分野においても、三菱電機は1984年から中国側パートナーと複数の協力プロジェクトを展開した。2008年以降、三菱電機と中国の車両メーカーによる第三国での業務提携は徐々に増加している。

日本の安倍晋三首相が今年10月に訪中した際には、第三国市場における協力展開で多くの共通認識に達した。富澤氏は、「三菱電機もこのチャンスを活かし、より多くの中国企業と協力し、今後中国メーカーの高いコストパフォーマンスと、三菱電機の海外での実績・ノウハウといった優位性を活用し、良い点でお互いを補うことで、アジア太平洋地域と一帯一路(the Belt and Road)関係国の第三国市場を共同で開拓し、地区と社会の持続可能な発展のために共同で努力していきたい」と抱負を述べた。


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