天津市交通運輸委員会高速道路管理部門は、18日午前10時から、天津市の北京と天津を結ぶ京津高速道路、天津と大港板港を結ぶ津港高速道路の全料金所において、無人化レーンでのナンバープレートによる「無感決済(端末などをかざす必要の無い自動決済)」業務の試行をスタートすることを明らかにした。同システムの導入により、車両が料金所を通過するのに必要な時間が短縮されるだけではなく、スピーディで高い効率、そしてカスタマイズされた高速道路サービスに対する需要も満たすことを可能にしている。北京晩報が伝えた。
「無感決済」は、これまでにも、多くのパーキングで実用化されている。ETCを用いた料金徴収方式と比べ、「無感決済」は、簡単に実現できるだけでなく、OUB設備を車に搭載する必要もない。
天津市交通運輸委員会の担当者は、「今年9月、天津市の高速道路では、携帯端末スキャンによる料金決済業務をスタートした。現在、市内道路ネットワークにある料金所108ヶ所と料金レーン576本をカバーしており、カバー率は97%に達している。『無感決済』は、携帯端末スキャンによる決済と比較すると、利用者がスマホをかざし、領収書が印刷されるのを待つといったステップを省くことができる。利用者は、付加価値税に関する電子領収書を自分で印刷することができる。『無感決済』は、現時点では、座席数7席以下の小型乗用車にのみ対応しており、運転手は高速道路の入口でカードを受け取り、出口でカードを渡す必要がある」とした。
また、「今後、試行対象区間が拡大するにつれて、全市料金所の無人料金徴収レーンがだんだんとカバーされることになる」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年12月20日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn