中国交通運輸部(省)道路網センターは2日、「2018年清明全国道路混雑予測報告」を発表した。これによると、清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月5日)連休期間中、高速道路料金が無料となることをうけて、連休3日間の交通量は前年同期比4%増加する見通しであるとした。中国中央テレビ(CCTV)が伝えた。
2018年清明節高速道路料金無料の対象期間は、4月5日0時から4月7日24時までとなっており、7人乗り以下の乗用車が対象となる。
交通運輸部道路網センターは、2018年清明節連休3日間の交通量が前年同期比4%増加すると予想している。全国の高速道路では、「ラクダのこぶ」型渋滞となる見通しで、5日9時から12時にかけて往路ピーク、7日15時から21時にかけてUターンピークが生じ、7日17時から18時までの渋滞の程度は、平日の約6倍に達すると予想されている。
なかでも通行量がかなり多くなるとみられている幹線高速道路の主要区間は、瀋海(瀋陽―海口)高速道路上海区間・浙江区間・広東区間、滬蓉(上海―成都)高速道路江蘇区間、京滬(北京―上海)高速道路江蘇区間、京港澳(北京―香港―マカオ)高速道路湖南区間、京昆(北京―昆明)高速道路北京区間・河北区間、長深(長春―深セン)高速道路遼寧区間など、主に華東地区と華南地区に集中している。都市周辺部で通行量が多いと予想されるのは、広州環状高速道路や北京環状高速道路、成都環状高速道路など。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年4月3日
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