河北省石家荘市はこのほど、「省都の都市建設管理・質向上のための行動展開に関する意見」を発表した。同意見によると、天津市と石家荘市を結ぶ津石高速道路と、石家荘市と衡水市を結ぶ石衡高速道路の建設を加速させ、今年中に着工し、20年末までの開通を目指す。北京日報が報じた。
津石高速道路は、河北省の区間が約220キロ。完成すれば、天津-石家荘間の行き来に必要な時間が短縮するほか、天津と保定市を結ぶ津保高速道路と、北京、香港地区、澳門(マカオ)地区を結ぶ京港澳高速道路の乗り継ぎが不便という問題を解決し、河北省の深沢県と無極県に高速道路がないという歴史にピリオドを打つこともできる。
石衡高速道路の全長は83キロ。石家荘市藁城、趙県、晋州、辛集、衡水市を通過する。同高速道路は、石家荘市と衡水市を行き来するのに最も便利なルートとなり、完成すれば走行距離が現在よりも30キロ短くなる。
関連の責任者によると、この2本の高速道路が開通すれば、北京・天津・河北エリアの高速道路網が一層便利になり、北京・天津・石家荘の3つの地域が「2時間交通圏」となるという。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月12日
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