中国初のドッキング目標機である「天宮1号」の「フィナーレ」の旅が注目を集めている。中国有人宇宙事業弁公室が発表した最新情報によると、天宮1号が2日午前8時15分ごろに大気圏に再突入を果たし、南太平洋の中部エリアに落下。その船体のほとんどは大気圏突入の過程で燃え尽きた。
天宮1号は2011年9月29日に打ち上げられ、その後数年間にわたり、有人宇宙船「神舟」8・9・10号と6回のドッキングを実現。同弁公室の情報によると、天宮1号は各種予定任務を完了し、中国有人宇宙事業の発展に多大な貢献を成し遂げた。天宮1号は2016年3月16日に正式にデータサービスを終了し、歴史の使命を全面的に終え、軌道減衰期間に入っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月2日
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