桜の花見シーズンがピークに入った日本は、今年の桜シーズンにおいて1ヶ月で延べ50万人以上の中国人観光客が花見で訪日すると推計されている。一人当たり平均2万元(約33万4千円)を消費すると見積もる旅行会社もあり、中国国内の花見観光での消費の10倍以上だ。広州日報が伝えた。
筆者がインタビューにで発見したことは、このところ日本の花見は観光のホットスポットになっており、観光客の花見写真の投稿がSNSのモーメンツで爆発的に広がっている。
日本観光局のデータによると、昨年の訪日中国人観光客は499万人だったが、今年の中国人観光客数は大幅に増加し続けている。先の2か月間においての訪日観光客は66%増の97万人で、1ヶ月で延べ50万人を突破した。
桜シーズンは春節(旧正月、今年は2月8日)後の観光ピークを形成している。オンラインアウトバウンド旅行社は今年の桜シーズン(3月下旬から4月上中旬まで)に昨年より約50%増の50万人以上の中国人が日本に花見観光に出かけると予測している。
観光消費における日本旅行も相当な金額をつぎ込んでいるようだ。旅行会社の統計では、観光製品の費用に現地での買い物などの消費を加えると、1人平均2万元(約33万4千円)以上を消費しており、延べ50万人の中国人観光客として換算すると、合計100億元(約1670億円)を使ったことになることがわかった。そしてこの1人当たりの平均消費額は中国国内における花見観光の5~10倍にもなる。