「民用航空旅客のマナー違反行為の記録管理規定(試行版)」が今年2月1日に施行された後、このほど初めてブラックリスト入りした旅客があった。中国航空運輸協会は8日、旅客のマナー違反行為を初めて記録し、旅客3人をブラックリストに記載した。記録の保存期間は1年または2年になるという。「京華時報」が伝えた。
▽旅客3人がブラックリスト入り
ブラックリスト入りした旅客3人は、いずれも民用航空の定期便に搭乗した際にマナー違反行為があったとして、公安機関の処分を受けている。
同規定は、民用航空の旅客のマナー違反行為として次の10種類を挙げる。
(1)搭乗手続きのカウンター、保安検査の通り道、搭乗口(搭乗口への通り道)をふさぐ、占領する、攻撃する行為
(2)規定に反して駐機場、誘導路、滑走路に進入する行為
(3)制止を無視して航空機に登る(占領する)、航空機を遮る行為
(4)民用航空の作業員に対する人身攻撃や威嚇などの攻撃を行う行為
(5)制止を無視して操縦席を攻撃する、非常扉をみだりに開ける行為
(6)空港、航空機内の施設・設備を故意に破損する行為
(7)客室の安全規程に違反し、乗組員の指示に従うことを拒否する行為
(8)空港、航空機内での喧嘩や殴り合いなどの暴力行為、、暴力を伴う挑発行為