習近平国家主席は8日、北京の人民大会堂でスリランカのウィクラマシンハ首相と会談した。人民日報が伝えた。
習主席は、「中国とスリランカは『一帯一路』(1ベルト、1ロード)建設の重要な協力パートナーであり、双方はこれを契機として統一的に計画を立てることを強化し、貿易、インフラ、工業パーク、加工型製造業、生産能力、科学技術、海洋などの分野での実務的協力を深化させる必要がある。中国はスリランカの医療衛生などのプロジェクトの建設への支援を積極的に模索し、双方が観光、教育、文化などの分野での協力を強化することに賛同し、中国・スリランカの友好の恩恵をより多くの一般の国民に及ぼし、中国・スリランカの友好の社会的基盤をつき固める」と述べた。
ウィクラマシンハ首相は、「スリランカは中国が提起した『一帯一路』の呼びかけに積極的に参加し、港湾や空港などのインフラ建設、貿易投資、交通、科学技術などの分野での協力をより一層強化し、文化交流と人的往来を促進し、両国民に幸せをもたらすようにしていきたい」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月9日