中日学生団体連合会と北京大学中日交流協会共催の第2回中日学生団体連合会春期展示交流祭イベントが4月10日午後、北京大学で開催され、北京の各大学から集まった百人余りの中国と日本の学生が参加した。人民網が伝えた。
第2回中日学生団体連合会春期展示交流祭は北京大学、北京郵電大学、北京語言大学、北京林業大学、中央財経大学、北方工業大学などの中日学生団体を招待し、会場内においてブースを出す形で、交流祭に参加した中日両国の学生と相互交流を実施した。そのうち、北京大学中日交流協会のブースではじゃんけん大会、合同なぞなぞイベントが行われ、また中央財経大学中日協会の学生たちは中国のプーアル茶を持ち込み展示、北京郵電大学桜蘭日本語協会は学生らに日本の浴衣や中国の漢服の試着コーナーを提供していた。会場では中国と日本の学生が続々とイベントに参加し、遊びながら両国の文化に対する新たな発見や知識を学んでいた。
イベント開催日、主催の中日学生団体連合会のほか、中国の日本人留学生を中心とするボランティア団体「ピアスマイル(日本希望プロジェクト国際交流協会)」、中日学生交流団体「京英会」、OVAL中日韓学生ビジネスアイデアコンテスト、中日学生交流団体「フリーバード」、中国で活動するソーラン節団体「華組」などの団体も前後してプレゼンテーションを行ない、「かわいいジャパン」、「北京大学武術協会」、「BJBJバンド」などが素晴らしい歌やダンス、演奏など特色溢れるパフォーマンスを披露した。
イベントの主催を担う中日学生団体連合会は北京の各大学の中日の交流を目的とした学生たちが音頭を取り、尽力したことで2014年10月に設立され、各大学が連携して独立運営する学生組織だ。北京における中日交流団体と連携し、中国と日本の交流事業の持続的発展を促進するのを目的としている。中国と日本の学生の民間交流団体、大学の中日交流協会、大勢の学生達と社会における各界を多角的にコニュニケ―ションを取りながら交流し、各方面の連携と協力を促進するため、中日学生団体連合会は毎年、春と秋の2回、中日学生団体展示交流会を開催している。
中日学生団体連合会の責任者である黄兆欣さんは外交学院の大学2年生だ。彼は、「一部の大学では日本の留学生が比較的少なく、日本語を学習したり日本文化に興味を持つ在校生らが交流したり体験できるプラットフォームが不足している。彼らが中日学生団体連合会が企画するイベントに参加することで、中日両国間の文化の違いを直感的に認識できる。中日学生団体連合会は今後も各大学間及びインターネットプラットフォームでこのようなイベントの開催を続ける予定だ。より多くの中国と日本の学生が参加することを期待している」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月11日