3月1日午後、東京で行われた八都市八人書画篆刻展で在日本中国大使館の陳諍文化参事官は「爆交流」という言葉を使った。陳参事官は中日メディアに対し、「爆買い」にのみ焦点をあてるのではなく、頻繁に行われている文化交流に注目してもらいたいと語った。在日華字紙の中文導報が伝えた。
陳参事官は日中の文化交流について以下のように語った。
日中両国は地理的にも近く、文化にも共通点が多く、人的交流も盛んであるため、文化交流は真の意味で両国国民のコミュニケーションを強化する方法だ。現在、メディアが中日関係について報道する場合、中国人観光客が訪日して観光業に貢献したニュースがほとんどだが、最近の両国の文化交流は質においても、参加人数においても次第に回復してきており、2年前と比べて一気に伸びを見せている。2006年から2007年まで日本で「韓流ブーム」が訪れていた時、我々も「華流」という言い方を提唱したことがある。現在、中日双方の努力で文化交流は次第に回復の兆しを見せており、ここ最近の文化イベントを「爆交流」と形容しても大げさではないと思う。
またこの先半年間だけでも、3月には中国、日本、韓国、ロシアの4ヶ国の声楽家による巡回公演、4月には舞踏家の楊麗萍来日公演と民主音楽協会主催の中国雑技団「熊猫当家」の来日公演、5月には国家京劇院による「白蛇伝」、6月にはピアニストの李雲迪来日公演、そして7月には「漢字展」が開催される。