4年間、趣味が高じて星を撮り続けた戴さんは天体カメラマンを職業にしたいという考えが芽生えている。現在、辞職した戴さんは中国、ネパール、インド、ブータン、パキスタンのヒマラヤ山脈をめぐる計画を立てている。彼はヒマラヤ山脈の南北を連なる地形、人文、宗教に違いはあっても、空はどこも同じだと考えている。
「チベット林芝のナムチャバルワ峰で私たちが目にした明けの明星は、1時間後には同じくパキスタンカシミール地方のナンガパルバットにも現れる。広大な宇宙の下では、国籍の違いも無く、ただ青い星の上の小さな一部に過ぎない。私の作品を通じて国家間の交流を促進させていきたい」とラサの陽光を浴びながら、戴さんは語った。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月24日