深セン市光明新区で土砂崩れが発生し、懸命の救助作業が続けられている。深セン光啓理工研究院は21日午後、スマート都市空間プラットフォーム「雲端号」に搭載されている宇宙クラス多機能・高分解能地球観測設備を緊急動員し、「雲端号」の緊急版「Cloud mini」を同時に使用することで救助活動に加わった。科技日報が伝えた。
同設備は可視光・赤外線高分解能イメージング能力を持ち、明るさの影響を受けず被災地全体を長時間監視できる。また熱源を探査し、生存者の発見を促すことも可能だ。
「雲端号(Cloud)」は係留ケーブルで1000-2000メートルの上空に固定されている浮上クラウドプラットフォームで、通信、インターネット接続、ビッグデータ収集・分析などの機能を持つ。Cloud miniは「雲端号」の縮小版・緊急版で、全長は15メートル、最高高度は100メートル。Cloud miniは半径10キロ内のエリアを監視・測量し、モノのインターネットでカバーすることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年12月23日