第41回中国・ラオス・ミャンマー・タイによるメコン川合同パトロールに参加する中国側の船隊が12月22日、雲南省シーサンパンナタイ族自治州の関累港を出発した。同日8時、中国の法執行船5隻、ミャンマーの法執行船1隻が汽笛を合図に同港を出航、第41回中国・ラオス・ミャンマー・タイによるメコン川合同パトロールが正式に始まった。今回の合同パトロールは中国・ラオス・ミャンマー3国の法執行船10隻がパトロール船隊を組み、4日間の日程で行われる予定だという。パトロール実施中、中国・ラオス・ミャンマー・タイが指揮官や連絡官を中国側の法執行船の旗艦に派遣し合同で任務調整を指揮する。船隊は黄金の三角地帯水域において合同で聞き込み調査や公開摘発、麻薬撲滅PRを実施し、警戒範囲を広め、メコン川での麻薬取引、銃の販売、密輸、不法入国、人身売買など国境を越えた犯罪の取り締まりを強化する。新華網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年12月23日