人間の体は精密機械のようで、各部位が協力し合い、その独特な機能によって、小さなトラブルを解決できる「自己治癒力」には驚嘆させられる。米国の健康雑誌が最近掲載した、人体の痛みや病気防止術10を以下に紹介する。健康時報が報じた。
緊張している時に親指に息を吹きかけると、心拍数が安定。研究では、呼吸によって、心拍数に影響を与える迷走神経をコントロールすることができることが分かっている。そのため,緊張している時に、親指に息を吹きかけると、脈拍と心拍数を安定させることができる。
左側を向いて寝ると胃酸の逆流を防止。よく胸やけするという人は、左側を向いて寝てみよう。そうすると、胃が食道より低くなり、重力の働きで、胃酸が食道に入りにくくなる。逆に、右側を向いて寝ると、胃が食道より高くなり、胃酸が逆流し、胸やけが起こりやすくなる。
歯の裏を抑えるとくしゃみを止められる。会議中や授業中など、鼻がむずむずしてきても、くしゃみをするとばつの悪い思いをする時には、舌で歯の裏を抑えてみよう。
喉がムズムズする時は耳をつねる。のどがかゆい時に耳をつねると、耳の神経が刺激され、喉の筋肉に痙攣を起こすため、かゆみが緩和される。