2015年12月18日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

変化を遂げる韓国の飲食習慣 米摂取量の減少で「米余り」の心配

人民網日本語版 2015年11月10日15:14

韓国では、飲食習慣の変化に伴い、米の需要が日ごとに減少、小麦がその地位に取って代わりつつある。これにより、米の在庫が過度に増え、「米余り」現象が起こっている。韓国政府は、このような状況に対処するため、早急に米加工食品業界に対する支援を行い、米の輸出拡大を促進している。新華社が伝えた。

分析によると、韓国のみならず、アジアの他の地域でも、飲食習慣の変化が生じている。例えば、中国、インド、バングラデシュ、インドネシアの各国でも、米に取って代わり、小麦に対する需要は高まる一方だ。

ここ数十年、韓国人の飲食習慣は変化を遂げている。米飯の摂取量は減る一方、小麦、トウモロコシ、豆類の摂取量は増え続けている。韓国における2014年米飯摂取量は1人当たり65.1キログラムと、過去最低を記録した。一方、小麦摂取量は33.6キログラム、2006年来の最高記録を更新した。

ケーキ、パン、ドーナツなど小麦粉食品の販売企業として有名な韓国SPCグループによると、2005年来、韓国の小麦粉食品市場は年平均15%のペースで伸び続けている。同社の推定では、2014年、韓国におけるパン、ケーキ、サンドイッチなど小麦粉食品の消費額は6兆3600億ウォン(約7千億円)に達した。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント