興味深いことに、同店の料理人が作る小籠包は全て、「南洋小籠包生産基準」と「管理コントロール基準」という2冊のガイドブックに沿って作られており、これらの2冊は、店主と料理長が執筆したものだ。この指針があることで、世界各地で作られた小籠包の質が全て同じになることが保証される。同店の小籠包には、21個の「ひだ」があり、籠に入れて蒸す時間も秒単位で正確に計測され、味も店舗に関わらず全て同一だ。だが、南京と異なり、米国では、小籠包を蒸してすぐにテーブルに提供してはならず、45度以下になってから提供しなければならない。米国の法律は非常に厳格であるため、お客に熱々の料理を出すことは禁じられている。この制限の下でも小龍包の味が保証されるか否かが問題となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月5日