スマホユーザー 6割超がセキュリティソフトを使用
スマートフォンの安全状況が昨年、急激に悪化した。北京零点調査公司が先ほど発表した「2012年スマートフォンユーザー安全行為研究」によると、約半数の回答者はジャンクメール、いたずら電話、強制表示広告に苦しめられていると回答した。そのため60.8%のユーザーは自主的にセキュリティソフトを使用し、自己防衛に努めている。そのうち「360手機衛士」が79.6%の市場シェアで首位となっている。北京晨報が伝えた。
北京零点調査公司が「ユーザーが最も注目する安全リスク」に関する調査を行ったところ、47%の回答者はジャンクメール、いたずら電話、強制表示広告に苦しめられていると回答した。また19.2%の回答者は携帯電話の処理速度が遅くなる等の問題を訴えており、14.5%は携帯電話を紛失した場合のプライバシー流出を、7.9%は意図せぬ課金などを懸念している。
複雑な携帯安全リスクに対して、60.8%のユーザーは自主的にセキュリティソフトを使用し、自己防衛に努めている。これらの回答者はジャンクメール、いたずら電話、悪意ある広告のフィルタリングを行い、ウイルススキャン、システムメンテナンス、アクセス先のチェックを定期的に実施し、かつ連絡先、ショートメール、アドレス帳のパスワード設定やバックアップなどを行っている。
「360手機衛士」の使用状況を例とすると、「システム最適化」の使用率が52%に達し、ユーザーが最もよく使用する機能となった。47.3%のユーザーは携帯電話に対して、安全検査、ウイルススキャンを定期的に行っている。45.1%のユーザーは、セキュリティ商品が提供するフィルタリング機能を用い、ジャンクメールやいたずら電話をフィルタリングしている。7.4%のユーザーはパスワード設定などのサービスを最も頻繁に使用している。5.8%のユーザーは、バックアップ機能や盗難防止サービスを頻繁に使用している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月29日