非スマホ時代 2015年までに終了か
データバンクの易観智庫(EnfoDesk)が10日発表した直近の研究報告書は、2012年第3四半期のスマートフォン販売浸透率(すべての携帯電話に占めるスマートフォンの比率)が69.0%に上昇し、遅くても2015年までに単機能携帯電話(非スマホ)の時代が終了する見通しとなったとまとめた。中国証券報が伝えた。
同報告書によると、中国の第三者モバイルブラウザ市場は過渡期から安定発展期に移り変わっており、成長率がやや低下する見通しだ。しかしモバイルブラウザのアクティブアカウント数の増加率は今後も持続的に上昇すると見られる。
同報告書によると、今後1年間でウェブアプリの開発を予定しているプログラマーは7割を占めており、ネイティブアプリのみの開発を予定しているプログラマーは5割未満となった。ソーシャルネットワーク、ソフトダウンロード等が、モバイルブラウザの閲覧・検索に次ぐ使用度の高い機能になっており、ウェブアプリの環境構築は「ネイティブアプリ対ウェブアプリ」の中で着実に進められている。
アナリストは、「中国第三者モバイルブラウザ市場の安定的な拡張に伴い、2013年の同市場はウェブアプリ化の加速を続け、Androidによる伝統的な競争構造の再編、技術革新による産業アップグレードの加速が生じる」と予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月14日