中国経済、2013年の成長率が8.4%に=世銀
世界銀行が17日に明らかにした情報によると、最新の「世界経済展望」は2013年の世界経済成長率見通しを2.4%に下方修正し、昨年6月の上半期報告書の3%を下回った。中国経済の成長率は、2013年に8.4%に上昇すると予想された。京華時報が伝えた。
世界銀行は、世界経済が現在直面している低迷のリスクについて、「ユーロ圏の危機解決の遅れ」、「米国の債務・財政問題」、「中国の投資大幅減速の可能性」、「世界石油供給の中断」とまとめた。しかしこれらのリスクの可能性、および潜在的な影響はすでに低下しており、同時に高所得国の回復が予想を上回ると見られる。
世界銀行は2012年の世界経済のGDP成長率を2.3%と予想し、6月の2.5%から引き下げた。また2013年の世界経済の成長率は2.4%に達すると予想し、昨年6月の3%から引き下げた。2014年はこれが3.1%に、2015年には3.3%に上昇するとされた。
世界銀行は、発展途上国の2012年のGDP成長率が5.1%に達し、2013年には5.5%、2014年には5.7%、2015年には5.8%に上昇するとした。高所得国の成長率に対する予想は下方修正され、2012年と2013年は1.3%となるが、2014年には2.0%、2015年には2.3%に上昇するとした。
世界銀行は、中国の経済成長率が2013年に8.4%に上昇し、2014年は8.0%、2015年は7.9%に低下すると予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年1月18日