世界経済が改善へ、来年の中国経済成長率は8%に=UBS
UBS銀行ウェルス・マネジメントはこのほど発表した最新の報告書「チーフ・インベストメント・オフィサー2013年度の展望」の中で、2013年の世界経済環境の変化のすう勢について予想した。新民報が伝えた。
同報告書は、来年の世界経済は改善を続け、成長率がトレンド水準を下回るが、2012年の2.5%から約3%に上昇する見通しだと指摘したほか、次のように予想した。中産階級の増加、消費の持続的な増加、先進国より健全な本国財政状況等により、新興市場は2013年に成長を加速する可能性がある。ブラジル経済の成長率は倍増の3−4%に達する。インドは2012年の5.5%の成長率を、2013年には6.5%に上昇させる。ロシアは来年も、現在の3.5%の成長率を維持する。インフレが抑制され、エネルギー・食品価格の消費者物価指数に対する影響は少ないだろう。
同報告書は2013年の中国経済の成長率が、約8%に達すると予想した。インフラ整備の支出増により、投資増が促される。輸出は安定化の傾向を見せており、先ほどのデータによると、輸出額の増加率(前年同期比)は10%を大きく上回った。中国は今後数年間、経済構造の調整に取り組み、消費けん引型へのモデルチェンジを行う。消費増加率の上昇、より効果的な投資により、中国経済は2013年により高度な成長を実現するだろう。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月24日
中国は「褒め殺し」に注意すべき 日本の経験が教訓に
ヘッジファンド 日本売りのチャンスをうかがう
もし日本人観光客が中国に来なくなったら?
日本企業 中国を離れて低迷から抜け出せるか
日本経済が中国への依存度は想像以下
人材不足が原因で下降し続ける日本経済
国産日系車 販売量が下げ止まり回復上昇へ
日本、中国以外からレアアース調達へ
狂気じみた金融政策が、日本を崩壊させる