世界の投資家 来年の中国経済に期待
世界市場は中国の先行きに対して、期待感を示している。バンクオブアメリカ・メリルリンチがこのほど発表した11月のファンドマネージャー調査の結果によると、投資家は中国経済の先行きに対して自信を深めており、回答者の51%が「中国経済は来年、活況を呈する」と回答した。同比率は2009年7月ぶりの高水準となった。北京晨報が伝えた。
同調査は、バンクオブアメリカ・メリルリンチが世界の248人のファンドマネージャーを対象に実施したものだ。これらのファンドマネージャーが管理する資産規模は、6950億ドルに達する。調査対象となったアジア太平洋地域、世界新興市場、日本の投資家のうち、投資家の51%は中国経済が2013年に活況を呈すると回答した。同比率は今年10月の同調査から46ポイント増となった。同報告書によると、回答者の34%は、世界経済が今後12カ月内に活況を呈すると回答した。同比率は前月から14ポイント増となった。
自信の回復に伴い、投資家は債券から株式に投資方向を転じている。最新のファンドマネージャー調査によると、投資家の資産構造は5カ月連続で「債券減・株式増」の傾向を示した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月16日
日本企業が中国から撤退する可能性高まる
日本の「隠された」経済力を過小評価すべきではない
日本企業の脱中国化、虚と実を分析
日本企業 中国事業の縮小・撤退を検討は8%
釣魚島問題、苦境に立たされた日本企業
中国での日本車販売不振、中国市場の軽視も理由