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中国経済の成長 新たな原動力が必要

 「中国人民銀行総裁の周小川です」----。8日午後に開かれた第18回党大会中央金融系統代表全体会議で、周総裁は自己紹介から始め、現場にいた数十人の外国人記者の笑いを誘った。中国青年報が伝えた。

 世界2位の経済大国の中央銀行の総裁として、周総裁の姿はメディアによく知られている。また周総裁の発言のすべてが、中国経済情勢を占うバロメータとされている。

 一部のメディアは、「西側諸国の経済が泥沼化する中、中国があってよかった」と溜息混じりに伝えている。そのため中国金融界の代表者42人が集結したこの会議は、多くのメディアから注目を集めた。各メディアは、ここから中国経済の未来を読み解こうとしている。

 人口ボーナスの強みが失われ、外向型経済が打撃を受け、資源環境の圧力が増大する中、中国はどのように経済の奇跡を継続し、いかにして新たな経済成長の原動力を手に入れるのだろうか。これは全世界にとっての疑問と言える。

 中央銀行の周総裁、中国銀行業監督管理委員会の尚福林主席、中国証券監督管理委員会の郭樹清主席らは、胡錦濤国家主席が報告の中で示した経済発展方式の転換に関する論述が、中国経済の今後の発展のコースを描き出したとの見方を示す。発展の品質と効果を高め、革新により発展を推進し、各市場を主体とする活力を引き出さなければならないのだ。

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