習近平主席と潘基文国連事務総長が電話会談
--中国は多国間主義を積極的に提唱・実行【中日対訳】 習近平国家主席は21日午前、国連の潘基文事務総長と電話会談した。
潘事務総長は習近平国家主席の当選に祝意を表明。「国連は中国が平和的発展の道を断固として歩んでいることを高く称賛し、中国が国際的により大きな、より積極的な役割を発揮することを望んでいる。国連への中国の力強い支持に感謝する。国連と中国の協力は拡大し続けると信じている」と表明。間もなく行われる習主席のロシア、アフリカ三カ国訪問の成功を祈り、第5回BRICS首脳会議での積極的な成果への期待を表明するとともに、アフリカ問題で中国との協力を強化する意向を表明した。また「習主席の指導の下、中国の人々は中華民族の偉大な復興という中国の夢を必ずや実現できると信じている」と述べた。
習主席は潘事務総長の祝福に謝意を表明。「中国の発展は世界と切り離せない。われわれは確固不動として平和的発展の道を歩み、互恵・ウィンウィンの開放戦略を遂行し、世界の平和と発展を促す。中国は常に国連の断固たる支持者にして重要な協力パートナーであり、多国間主義を積極的に提唱、実行し、国連憲章の趣旨と原則を守り、国連の権威と役割を守っている。国のたゆまぬ発展に伴い、われわれは自らが尽くすべき国際的義務を履行し、国連との協力を深化し、国際公平・正義を共同で守り、国際協力を促進し、人類の平和と発展の事業に一層貢献すべく努力する」と強調した。
習主席はさらに「アフリカの平和を守り、発展を支持する上で国連は重要な貢献を果たしてきた。国連との交流や協力を強化し、アフリカおよび世界の平和と発展の促進に一層努力したい」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月22日