イオンがブランド統一 複数ブランド戦略が終了へ
【中日対訳】 17日の情報によると、アジア流通最大手のイオングループは今月より、ジャスコなどの店舗名をイオンに統一する。中国は日本やマレーシアに続き、イオンがブランド統一を実施した地域となった。京華時報が伝えた。
イオンは当初「ジャスコ株式会社」という社名を用いていたが、2001年になり「イオン株式会社」に社名を改めた。イオンが事業発展の際に使用した名称は、やや乱れが目立つ。中国市場に進出した際には、ジャスコに「佳世客」、「吉之島」という二つの名称を用いた。そのうち「吉之島」は広州企業とイオン(香港)百科有限公司の共同出資によって設立され、ジャスコの香港における中国語名「吉之島」の使用を続けた。「佳世客」は青島企業と日本のイオン本社の共同出資によって設立され、ジャスコの音訳である「佳世客」が用いられた。
イオンの説明によると、今回のブランド統一は主に山東省・広東省・香港の総合スーパーを対象とする。現在の各社の管理・枠組みについては調整せず、各社の株保有率にも変化は生じていない。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年3月18日