李克強総理記者会見:腐敗取締りの決意と意志は揺るぎない
記者会見する李克強総理。 |
李克強総理(首相)は本日午前、第12期全人代第1回会議を取材する国内外の記者との会見に臨んだ。
中央人民広播電台(CNR)記者:最近、いくつかの地方で腐敗事件が相次いで明るみに出たことにわれわれは注意を払っている。腐敗の取締りに対する人々の信頼を高めるために、新しい政府はどのような具体的措置を講じるか。
李総理:たいへん重要な質問だ。腐敗とわれわれの政府の信望とは水と火のように相容れないものだからだ。腐敗の取締りへの中国政府の決意と意志は揺るぎないものであり、ここで私も姿勢を表明したい。
クリーンな政治はまず自分から始めるべきだ。己を正して初めて人を正すことができる。これは古訓であり真理だ。公職に就き、公衆のために働く以上は、蓄財の考えを断ち切らなければならない。われわれは社会全体の監督、メディアの監督を受け入れたい。
汚職ができず、その気にもならない腐敗取締りの仕組みも整備し、腐敗行為と腐敗分子を法にのっとって厳罰に処しなければならない。決して手加減してはならない。さらに重要なのは、権力を公開された透明な環境の下で運用し、人民がより十分に、効果的に監督を行えるようにすることだ。これも権力に防腐剤を塗り、私利のためではなく公のためのみに行使できるようにするものだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年3月17日