楊部長、韓国特使と会談 「対韓関係を重視」
中国の楊潔◆外交部長(外相)は21日、韓国の朴槿恵次期大統領の特使として中国を訪問中の金武星元議員と北京で会談し、両国関係や朝鮮半島をめぐる情勢などについて意見交換を行った。
楊氏は「中韓関係は国交樹立から20年余りで、飛躍的な発展を遂げ、戦略的協力関係を築いてきた。両国関係の緊密化・成熟化は、両国およびその国民に実益をもたらすと同時に、地域の平和・安定・繁栄に貢献している」と述べた。
金氏は「韓中関係はこの20年余りで目覚しい発展を遂げた。現在の情勢のもと、両国がより緊密で強力な協力関係を築くことは重要な意味を持つ」と指摘。「朴次期大統領は対中関係を高く重視しており、大統領当選後、主要国への初の特使を中国に派遣したことからも、その姿勢が見て取れる」とした上で、「両国の戦略的協力関係が新たな時期にいっそう充実化・深化することを期待している」と寄せた。
半島情勢について、楊氏は中国側の一貫した立場を説明し、関係改善を後押しする姿勢を強調。「双方が時機をとらえ、和解・協力の歩みを推進することで、平和・安定の大局を維持することを望む」と語った。(編集YT)
*◆は竹かんむりに褫のつくり
「人民網日本語版」2013年1月23日