中国の国連予算分担率が大幅にアップ
国連総会第5委員会(行政・予算委員会)は現地時間24日、2013-15年の国連予算の各国分担率を定める決議案を採択した。中国は分担率が大幅に上がり、8位から6位に上昇した。一方、日本や韓国は分担率が下がった。中国は3.19%から5.15%に上がり、イタリアとカナダを抜いて6位となった。分担率は各国の拠出能力を基に定められる。国際金融報が伝えた。
中国の王民国連次席大使は以前「分担率を定める際には、その国の1人当たり所得水準を主に考慮すべきだ。1人当たり所得を無視するのは一面的で、不公平だ」と述べた。2009年の中国の1人当たり国民所得は3650ドルで、世界125位だ。
米国の負担率は22%で、引き続き最大の負担国となる。
日本は10.83%で2位で、前期より2%近く下がった。ピークだった2000年の20.57%と比べると、半分に過ぎない。3-5位は順番にドイツ(7.14%)、フランス(5.59%)、英国(5.18%)。韓国は前期の2.26%から1.99%に下がった。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年12月26日