在日フォトグラファー「世界遺産写真展」開幕 東京
在日中国人フォトグラファー・周剣生氏の作品展「世界遺産写真展」が8日、東京中国文化センター(東京都港区)で開幕した。中日平和友好条約締結35周年、世界遺産条約採択40周年を記念して開かれた写真展は、中日両国の世界遺産をテーマに、中国の故宮、平遙古城、武当山、ポタラ宮、日本の知床半島、日光東照宮、白川郷・五箇山合掌造り集落など、世界の自然・文化遺産を紹介する160作品が展示されている。「中国新聞社」が伝えた。
周氏は、「世界遺産撮影のため、過去19年で116カ国・地域をめぐった。人は誇りを持つのはいいが、おごってはいけないと痛感した。どの国も偉大で優れた部分があり、歴史上人類に貢献してきた」と寄せた。
開幕式に出席した日本ユネスコ協会連盟の野口昇・理事長は、「文化と芸術に国境はない。世界遺産を通じ、地球と人類の歴史を理解できる。世界文化の多様性を実感でき、自然と先人に敬意を表す。日中の文化交流がさらに盛り上がってほしい」と期待を述べた。
会期は18日まで。(編集HT)
「人民網日本語版」2013年1月10日