----その後、企業に就職されたのですね。
そうです。1990年代頭に中日間は経済の友好交流から経済交流へと拡大を始めました。当時米国資本のある食品会社のアジア本部が東京に設置され、募集に応じて同社に入社しました。
----企業では日本の従業員とどのように交流しましたか。
企業には日本人が多くいましたが、彼らとの交流には特に何の問題も感じませんでした。私個人にとっては、当初の地方政府公務員から後に米国での仕事にいたるまで、会社にはいつも多くの日本人従業員がいました。全ての場で基本的に何の問題もありませんでした。
----日本人との交流と中国人との交流で何か違いはありますか。特に注意するところはありますか。
習慣が違います。規則を守る必要があり、聞くべき、言うべきではないことは聞かない、言わないものです。例えば給料や既婚かどうかなど、プライベートなことです。中国ではあまり気にしません。しかし日本人には、特にまだあまり親しくない時には、相手のプライベートな事に介入するのを可能な限り避けるべきです。
----では、双方で友情を築くのが難しくないですか。
もし一般的な交流なら確かに友情を気づくのは難しいですが、相手側と共同である仕事に従事し、共に喜び、悩むことを経て、関係はより緊密になります。一般的に言って、中国では人間関係の確立がより容易なように感じます。日本では一般に共同の目標を追及することを通じて、共感を得て、双方の関係がより緊密になります。
----日本で何年働いたのですか。
約3年です。その後、米国本部に異動しました。