韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故の救助活動は14日、29日目を迎えた。船体崩壊の危機に直面しているものの、救助作業は引き続き行われている。韓国の連合ニュースが伝えた。
韓国の官民軍からなる合同救助チームは13日、救助作業を再開し、犠牲者1人の遺体を収容した。これで同事故の遭難者数は276人となり、依然として28人が行方不明だ。
救助チームは同日未明、ダイバー18人を投入して、3階の船尾、4階の船首と船尾、5階のキャビン区域などを捜索したが、大きな成果はなかった。同日の事故海域の流れは速く、救助作業には困難が予測された。
4月16日午前、476人(大まかな統計)を乗せた韓国の旅客船「セウォル号」は全羅南道珍島郡海域で沈没した。生存者はわずか172人で、乗客には済州島への修学旅行途上だった京畿道安山市檀園高校の学生325人と教師14人が含まれていた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月14日