22日、韓国の大型客船「セウォル」の沈没事故から7日目を迎えた。救助活動は引き続き行われている。人民網が報じた。
事故現場の水流が遅くなり、干潮の潮位が下がったことから、21日には28人の遺体が見つかった。救助活動のピッチはかなり上がっている。
韓国聯合通訊社の報道によると、救助活動を進めている軍・民間共同捜索チームは22日、艦艇212隻、航空機34機、捜索隊員550人を投入、捜索・救助活動に総力を挙げて取り組んでいる。22日午前6時10分の時点で、事故現場海域の天気は晴れ、水温12度、波の高さ0.5メートルと、捜索・救助活動を行う上で極めて好条件となった。22日は、多数の乗客が取り残されているとみられるセウォルの3階と4階の客室部分を中心に捜索が行われる予定。
北京時間22日午前9時の時点で、セウォル沈没事故による犠牲者は、中国人男性2人を含む104人となった
16日午前、470人あまりを乗せた韓国の大型客船「セウォル」が全羅南道(チョンラナムド)珍島郡(チンドグン)の海域で沈没した。乗客には、済州島に向かう途中だった京畿道安山市檀園高校の学生325人と教員14人が含まれていた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月22日